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一般社団法人日本コリークラブ 長野県支部

    

C D P Trials CD p

           OBEDIENCE TRIALS


 C D P  初級家庭犬資格

C D P

  •  (1)紐付脚側行進                                   
    1. 紐を付けたまま入場し、スタートラインに犬を座らせ審査員の指示を待つ。
    2. 「前進」の指示により名前を呼んで脚側行進を始める。この時に犬は左脚側に付け、リードを弛ませたまま行進を意味する「声符」または「視符」を与え歩行の邪魔しない程度に付いて歩くように犬をコントロールする。
    3. 審査員の「停止」に指示が出たら、歩行を停止し、犬を脚側の位置に付けて座らせる。尚且つ次の指示が出るまでそこを動いてはならない。
    4. 再び審査員から「前進」の.指示が出たら同じ様に「声符」または「視符」を与え、リードは緩んだままで脚側行進を始める。(この様に、審査員からの指示により犬を始動させる場合はその都度一回だけ「声符」又は「視符」を使う事は許されている。この時一回でもリードが緊張したり、瞬間的に強く引かれたり、あるいは審査員の判断として犬に不必要な又は不公正な補助が与えられたと考えられるような如何なる動作も減点の対象となる。
    5. CDPでの審査員に指示用語は、「前進」「停止」「右曲がり」「左曲がり」「8の字歩き」が有る。 (新標準図を採用した場合は、CDPでも「回れ右」の指示がある。
  •    A 8の字歩き                                 
    1. 8の字歩きはラインを想定して二人の補助員の周りを誘導する。   
    2. 8の字歩きの想定ラインは、2人の補助員が8の字の円の中心に向かい合って立ち、その間を縫って犬を誘導し速歩で2回まわる。その間に少なくとも1回の「停止」の動作が有る。行進中審査員の指示が有ったらその場で停止し、犬を脚側の位置に付け座らせる。再度前進の指示がでたら同じ様に前進を続ける。この時の 8 の字の寸法はCDPの場合、円の半径が 1.5M(直径)3mとし、CDの場合は半径 1M (直径)2.0Mとする。補助員の歩立つ間隔は CDP の場合は 4.0 m、CDの場合は2.5mとし円の中心付近に立つ。想定ラインより大きく外れたと判断された際は減点対象となる
                  
  •  (2)駐 立                                        
    1. 脚側の位置に座って待つ。審査員の指示で「駐 立、犬を立たせて」の指示で声符または視符で犬を立たせて「待て」に指示を出しその場で待たせる。
    2. 審査員の「犬から離れて」の指示で声符及び視符を使いそのまま静かに犬から離れ、リード(引き紐)の分だけの位置で正面で向き合い、多少弛ませた引き紐の端を持って犬と対面して立つ。犬を立たせる時、待たせる時、双方とも声符、視符を、或いはそのどちらかを使ってもよい。   CDPの場合、向かい合ったまま立った姿勢で待機する。CDの場合、審査員が犬の頭部、胴体、後躯に触れる。この時声符、視符は使わないこと。
    3. 審査員の「元の位置へ」の指示でハンドラーは犬の右側から後ろを回り元の位置に戻って待つ。ハンドラーが犬から離れている間は戻る時も含め、声符や視符を使うと余分な命令として減点の対象となり、犬は不動であってもハンドラーのミスとして減点される。   
           
  •  (3)紐無脚側行進 
    • ※ この課目は紐無以外の部分において紐付きの動作と全く同じ物である。
    • (但し、CD資格に於いては8の字歩きは行わない。)
                                                   
  •  (4)招  呼
    1. 審査員から指定された場所で犬を脚側の位置に座らせて待機。審査員の犬から離れて」の指示でハンドラーは犬に「座って待て」の指示を与え審査員の指定したリングの隅の位置まで振り返らずに歩いて行く。(この距離は(CDPの場合、約10m、CDでは 約12mとする。)そのまま位置に付いたら犬と対面し待つ。審査員の「犬を呼んで」の指示にハンドラーは声符、視符、を与えて犬を呼び寄せる。犬は素早くハンドラーの正面に着て座る。「終わり」の指示で声符及び視符を使いスムースに脚側の位置に戻し座らせる。この間、余分な命令は減点対象となる。(例、CDでは 「来い」の命令は一回限り、場所や座れの多すぎる指示命令等。審査員の「課目終わり」の合図で終了。
  •  (5)団体 座れ 
    1. この課目から各組で受験した犬が一緒に受験する事になる。審査員の指した場所で待機する。
    2. この課目から各組で受験した犬が一緒に受験する事になる。審査員の指した場所で待機する。
  •  (6)団体 伏せ
    1. この課目も「座れ」の科目と同様に他の犬と一緒に受験する。審査員の「犬を伏せさせて」の指示で審査が開始される。ハンドラーは声符、視符を与えてスムースに伏せの姿勢をさせる。座れの科目と同様に伏せをさせる。ハンドラーと犬の行動がチェックされる。審査員の「犬から離れて」の指示でハンドラーは一斉に犬から離れて指定された場所まで行き、犬と対面して立つ。指示された「伏せ」の姿勢をとって3分間(3/4の 2分15秒以上が合格ライン)経過すれば審査員から「元の位置へ」の指示が出ます。受験者は一斉に元の位置まで戻る。審査員の「課目終わり」で終了。
  •         審査員がハンドラーに与える指示用語一覧
  •                 (CDP および CD
  •   
    紐付脚側行進 
    CDP
    「前進」「停止」「右曲り」「左曲り」「8の字歩き」
    「課目終り」[新標準図では「回れ右」もある]
    紐付脚側行進
     CD
    「前進」「停止」「右曲り」「左曲り」「回れ右」
    「ゆっくり」「普通に」「早く」「8の字歩き」「課目終り」
     駐   立  「駐立・犬を立たせて」「犬から離れて」「元の位置へ」「課目終り」
     紐無脚側行進  紐付脚側行進と同じ(但しC.D.資格では「8の字歩き」は
    無い)
     招   呼  「犬から離れて」「犬を呼んで」「終り」「課目終り」
     団体座れ・伏せ  「座れ」または「伏せ」「犬から離れて」「元の位置へ」「課目終り」
       
  •   
  •              声倅と視符の両方を与えて良い場合
    駐 立 ・・・・・・ 待 て
    招 呼 ・・・・・・ 待 て
    座 れ ・・・・・・ 待 て
    伏 せ ・・・・・・ 待 て
    (以上以外で両方与えた場合は相当減点される。)
    その他、命令は1回の声符又は視符が原則となる。(C D)
    [CDPに限り、多少はCDよりも優遇されているが、基本的にはCDに準ずるものである。 
       
  •  

ポイント



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  各 競 技 内 容  





座れ 待て


紐無し 脚側歩行 「普通に」

紐無し 脚側歩行「早く」

8 の 字

正面で座り指示を待つ