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一般社団法人日本コリークラブ 長野県支部
(一社)日本コリークラブ
長野県支部
C D P P
Trials C D P P PROLOGUE
OBEDIENCE TRIALS
C D P P 家庭犬入門 (プロローグ) prologue
C D P P Prologue
このクラスは常に家庭でしている事の形作りだと考えてください。食事の前(エサの前ではありません)に「おすわり」のコマンドで犬を座らせ、「よし」のコマンドで食事をさせる。あまり意識をしない中でも当たり前に命令と解除の訓練をしているものです。ただ、この行為がどれだけ犬に伝わった中で出来ているかはそれぞれです。犬はただ早く食べたいだけに夢中で、そわそわしながら「よし」のコマンドを待っているのか、しっかり飼い主の目を見ながら次の指示を待っているのかでは大きな違いが有ります。人も十人十色、犬もその子によって多少なりとも性格や能力も違います。ワンパターンの中で方程式のように一つの数式に当てはめても同じように行く訳では無いのは当たり前のことです。いつもその子の性格や能力も理解してあげようとする飼い主さんの心がけも必要なことです。犬には言葉は通じませんが、人の感情を読み取る能力はそれぞれ多少の違いはあるにしても本能的に持っているものです。ベテランの訓練士はその駆け引きのタイミングを熟知しているからこそ多くの犬達と交わることが出来るのです。お互いの気持ちを分り合おうとする気持ちこそが大切な事です。
『犬は褒めて教える。』ネットを見ても本を読んでも必ず目にする言葉ですが、貴方はその仔に本当に喜んでいてくれるかを聞いた事はありますか。𠮟るタイミング、褒めるタイミング、は勿論、叱られていると感じる𠮟り方。褒められていると感じる褒め方。人も犬も感情動物です。今、自分の感情を露わに𠮟りつけた時、犬はその状態を感覚的に理解はするものの恐怖心も大きく伝わってしまいます。その恐怖心を使って理解させる事よりは小さな声であっても静かに短い言葉で心を込めてその子の目を見ながら出来るだけ低い声ではっきりと伝えた方が今後のトレーニングを考えると有効です。褒める時は多少オーバーであってもその仔が嬉しい、楽しい、と思える褒め方であればOKです。双方とも常に気持ちの中で伝え合う事が肝要です。人間の尺度だけで犬に向かい合ってもなかなか分かり合えるものではありません。「叱ること、褒めること。」「我慢すること、あまえること。」人間社会であっても当たり前に行う行動の一つですが、それが本当に心からそう思える事や感じられる事は親子、兄弟の中であっても簡単では無いはずです。
結果だけを先に求め過ぎるとなかなかうまくいかない事も多いはず、常にお互いの気持ちのコントロールを鍛錬してください。犬は従順な動物です。常に群れやリーダーに従おうとする本能も持っています。ただ、それが自分が生きていく為の全てであることを理解しているからであることも否めない事実です。
ここでは家庭犬として何を求め、群れという家族の中でどのような位置付で一生を過ごすかが大切な事です。心の触れ合いや安らぎは、これからのお互いの長い人生の中で少しづつ成熟させて行きたいと思います。もしその仔が十数年の年を重ね、遠くに行ってしまう時、たったこれだけの時間だけであったとしても、自分にとって掛けがえの無い素晴らしい年月であったと思えれば、それこそがお互いの過ごした時間の証であり消す事の出来ない大きな安らぎとして残るのではないでしょうか。
愛情とは双方の感情の中に必ず厳しさも同居しているものだという事を理解してください。
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